企画展:ビニール・ホーム ~ 透明な境界の家
    サトウリツコ&岡部玄
会 期:2008年8月12日(火)〜8月17日(日)
    9:00~17:15(会期中、作品の公開制作あり)
入場料:無料
企 画:那須孝幸(キュレーター)
主 催:大前 裕(MIU ART BOX)
会 場:倉敷市立美術館・第一展示室
    倉敷市中央2-6-1
    086-425-6034


今夏、ともに岡山にゆかりをもちながらもジャンルも作風も異なるふたりの現代美術家が、ビニール・ハウスを用いたインスタレーションを行いました。会場に「透明な境界の家」が与えられたとき、ライブ感あふれるふたりの作品はどのように干渉しあったでしょうか。

展覧会名に冠したビニール・ホームという語は、外界から遮断された建築空間としてではなく、生活や日常をともなった社会的空間を指す意味として用いています。ビニール・ホームの「vinyl」は光を透過する壁面の象徴として、「home」には家庭、生息地、故郷の意を込めています。そのときに現れる(あるいは解消される)、内外のあいまいな「境界」は現代においてどのような意味をもつでしょうか。

サトウリツコさんと岡部玄さんの写真

サトウリツコ&岡部玄